これはなに?
表題の通りです。いわゆる退職エントリです。ポエムです。
現職の株式会社GA technologies(以下、GA)を6月末で退職させていただきます(6/5が最終出社日でした)。
将来今感じている気持ちを思い出せるようにポエム書いておこうかなという感じです。
なお、本記事はネガティブな側面の内容の記載は含まれませんのでその点はご了承ください(そもそも退職にあたりネガティブな感情は全くない)。
あんた誰?
あっきーと申します。
ファーストキャリアは営業職でしたが、色々な変遷を辿り現在はQAエンジニアをしています。QA歴は8年ほどです。
GAtechnologiesとは
不動産業を生業にしている企業で、アナログな不動産業界をテクノロジーの力で変革させていこうというアツいビジョンを持ったIT企業です。
不動産業といっても賃貸や投資、マンション管理など多種多様なビジネスモデルがありますが、GAはオールマイティにサービスを展開しています。
エンジニア(QA含む)界隈ではあまり知られていないかもしれないのと、不動産というとテクノロジーとは程遠い印象を持たれる方も多いかもしれませんが、数百名のプロダクト開発職に関わるメンバーが在籍しているTech企業になります。
もしご興味をお持ちの方がいましたら以下コーポレートサイトのサービス説明ページをご覧ください。
その中でも「RENOSY」という不動産投資サービスについては不動産投資に興味を持つ方々には一定の知名度があり、中古マンション投資の売上高およびマッチング件数において、5年連続で売上高・マッチング件数で全国No.1を獲得しています。
で、そこでなにしてたの?
2021年10月の入社来から一貫してRENOSYの品質保証業務を行うQAエンジニアをしていました。
最終的にはチームリーダーポジションでお仕事させていただいていました。
主に担当したプロジェクトは以下です。
- 不動産投資におけるお問い合わせから売買契約、更には資産管理を行うアプリを提供するところまで一気通貫でオンライン完結できるマイページ機能の開発(プレスリリース)
- 投資用不動産をご購入いただいた際にオプションで火災保険に加入できるフローを作る開発(プレスリリース)
- 提携している不動産会社様のセールス業務をご支援するWebアプリケーションの新規開発
その他プロジェクト外のQA活動としては
- QAチームビルディング
- テストプロセスやドキュメントの標準化
- E2Eテスト自動化の導入の推進とその運用の旗振り
- QAエンジニアの採用活動
などを行っていました。
一番思い出に残っているプロジェクトは?
どのプロジェクトもやりがいのあるプロジェクトで自分にとってはチャレンジングなプロジェクトでしたが「提携している不動産会社様のセールス業務をご支援するWebアプリケーションの新規開発」が最も思い入れが強いかもしれません。
理由としては、GAのテスト業務は基本各QAメンバーが各プロダクトのQAを選任しており、プロジェクトもQAメンバーは一人のみという構成がスタンダードでしたが、開発規模の大きいプロジェクトだったこともありQAメンバー4名編成でプロジェクトを進めたという点が大きいです。
私以外のメンバーは複数人のQAで同プロジェクトを進行するのは初めてだったこともありGAのQAチームとしては恐らく初めてWBSを作成し日々進捗を確認し合いながらわいわいプロジェクトを進めていきました。
また本プロジェクトは執行役員肝入りのプロジェクトだったということもあり、普段は形式的には行っていないリリース判定会議が開催され超緊張しながら役員に品質状況の報告を行ったことを今でも鮮明に覚えています(大汗)。
GAの好きなところは?
各企業で行動指針やValueというものがあるかと思います。
そちらをGAではGAGS(GA GROUP SPIRIT)と呼称しています。
GAGSは7つの要素で構成されていますがその中でも「WIN-X」というGAGSが大好きです。
これは「仲間やパートナーと切磋琢磨。共に勝つ。」という思いが込められていますが私の周りの仲間たちはこれを体現しているメンバーが本当に多かったです。
ビジネスを成功させるために全員が本気、同じ方向を向けているな、という感覚がずっとありました。
また困っている人を見つけたらすぐに誰かが助けに行く文化も醸成されており、まさにGA全体がチーム一丸、という雰囲気が常にあった気がします。
人によってはネガティブな要素かもしれませんが毎週9:30から一時間ほぼ必ず全社朝会があったのも個人的には好印象でした。
GAは約1500人規模の組織でしたがこの規模になってもなおWIN-Xであるために全社朝会を行い続ける。そのやり抜く姿勢というかそういう文化が私の価値観には刺さっていました。
その他でいうとQAチームのマネージャー兼執行役員の柿崎さんの存在がでかかったです。
柿崎さんに「こういうことをやりたいんですが...」などと相談した際に「No」と言われたり少しでも否定された記憶が一切ありません。
松下幸之助の名言に「やってみなはれ」という言葉がありますが、まさにそれを体現されている方だと思います。
また採用時のアトラクト力も強力で、人を惹き付けるの力は一線を画していると思っています。
私もGAの入社の最終的な意思決定の要素は採用面接で感じた柿崎さんの人柄の良さでした。
なんで辞めるの?
上述のとおりやりたいことをなんでもやらせていただいていた一方で、QAとしての自分の引き出しの少なさに悩むことが増えるようになり、「QAエンジニアとしてもっとインプットを増やしていきたい」と思うようになってきました。
そのため新しい環境で武者修行する覚悟でGA卒業を決意しました。
GAの居心地の良さから悩みを持つようになってから意思決定するまでに半年以上かかってしまいました。
次はなにするの?
これも上述のとおりまだまだQAエンジニアを続けていきます。
サラリーマンも続けます。
次の会社は決定しており現在は既に業務委託として稼働しています。
7月より正社員として正式ジョイン予定です。
現時点では会社名は一旦大人の都合で伏せますが7月になりましたら(というかもう来週ですね)X(旧Twitter)、またははてなブログで報告したいと思います。
おわりに
本記事を読んでいただいてGAの採用について、もしくはサービスについて気になった方がいましたらお気軽にご連絡ください。
胸を張って企業自体もサービスもおすすめできる企業です。
2年8か月と短い期間でしたがQAエンジニアとして大きく成長できたと感じています。
この記事がGAの中の人に届くか分かりませんが感謝の気持ちでいっぱいです。
これからもQAエンジニアとして精進してまいります。
↑素敵んぐなエントランス
↑最終出社日にオフィスの執務室の窓から撮ったエモ写メ